インフルエンザの空気感染と飛沫感染の危険性の違い

インフルエンザは飛沫感染です。よく空気感染と飛沫感染を混同される場合がありますが、空気感染と飛沫感染では感染力と危険の度合いがかなり異なります。一般的に空気感染では環境の変化はまったく関係なく空気があればどこまでも感染者を広げるのでとても危険です。対して飛沫感染は空気の状態に影響を受けやすいです。また、空気感染と飛沫感染では対処方法が全く違います。空気感染の場合は基本的に隔離です。部屋に危険なウイルスを閉じ込め、空気の流れも調節して外部との接触を一切失くします。対して飛沫感染の場合は湿度を高めて空気を重くしてウイルスが動きづらくしたり、マスクをしてウイルスを飛ばさないようにできます。インフルエンザの場合は飛沫感染ですから湿度を管理して飛沫が体に付いている場合を想定して手洗い、口からの侵入を防ぐためにうがいが重要です。しかし、ウイルスは見えませんのでうがいや手洗いをしっかりやっても感染してしまう可能性があります。そこで予防接種が重要しされています。予防接種は自治体が中心となって行っている場合が多いですが、流行を統計的に考えてインフルエンザの型を決めるので型がはずれれば有効な抗体はできないことになります。そこで注目されているのがリレンザやタミフルです。両薬剤ともインフルエンザの治療で大活躍している薬ですが、インフルエンザウイルスの増殖を抑えてくれるので予防薬としても期待されています。一般的にはリレンザもタミフルも配布されることはありませんが、医師によっては家族や職場でインフルエンザ患者が出てしまった場合に感染予防でリレンザを配布することもあります。しかし、リレンザは持病がある場合は利用できないことも多いので医師としっかり相談することが必要です